ごあいさつ

はじめまして。奈良雅子と申します。

私は３人の子を持っています。その1人目を産んだ時に「あぁ、世の中にはこうしたお産の場で働く尊い仕事があるんだなぁ。私も生まれ変わったらこんな仕事をしたいなぁ。」と思いました。そして2人目が生まれた後に転機が訪れて看護師を目指す事になりました。

母子に関わる仕事がしたく、縁あって産科病棟に勤務し、6年に渡り産前産後のお母さん方に関わって参りました。

赤ちゃんももちろん可愛いのですが、私はとりわけお母さんに関わらせていただく事を喜びとしていました。どんなお母さんも赤ちゃんのために一生懸命で、上手く出来ない時は落ち込み、そんな時は側にいてよくお話を聞かせてもらいました。

退院後に周りの支援が薄く、不安を抱えながら退院された方には、母乳外来にいらっしゃった時にお家での様子や、授乳で困ったことについてお話を聞かせてもらい、共に考えてきました。

この時感じたのは「直接手を差し伸べてお手伝いする方法はないものか」ということでした。

そんな時に産後ドゥーラ看護師「ナーシングドゥーラ」という働き方に出会いました。

現在、ナーシングドゥーラとして、産科病棟勤務で学んだこと、看護師としての知識、自身の育児経験を総動員して産後のお母さんのお手伝いをする日々は「こんなことがしたかった！」と心から感じるものです。

ある日は、身を削るようにして育児をされるお母さんが休息できるように支援をし、またある日はお母さんが赤ちゃんにかかりきりになって寂しい上の子と遊び、いつも慣れないご飯の支度までやってくれているお父さんに代わって家事を行います。

私が目指すのは「お母さんが心身共に健やかに過ごせること」

そのためには何が必要で、自分に何ができるのか？このことをいつもいつも考えてサポートさせていただいております。

今まで巣立っていかれたご家庭、現在支援をさせていただいているご家庭、一つ一つが愛おしくて私の宝物です。

お母さんは「家庭の太陽」

お母さんの心が曇ると、ご家族にお日様の陽が当たりません。

お母さんの笑顔を守るために心を込めてサポートさせていただきます。